概要

1998年5月現在、本部校舎:ホー・バン・フエ(この本部校舎は、財団法人岡本国際奨学交流財団理事長、岡本正先生のご尽力により建てられたものです。)、ヴォー・ティー・サウ、バン・ヒェン、チャン・カイ・グゥン、そして郊外のビエン・ホア(ビエン・ホアには、工業団地があり、日系企業も数多く進出してきています。)と5校舎あり、それぞれの特徴を持っています。ホー・バン・フエ(H.V.H)は、本校でもあり、東遊の活動の中心地です。ヴォー・ティー・サウ(V.T.S)校は、市内中心部にあり、日本語クラスの他、ベトナム語クラスも運営されています。バン・ヒェン(V.H.)校、チャン・カイ・グゥン(T.K.N.)校は、それぞれ夜間のみ開かれています。バン・ヒェン(V.H.)校は、ニューワールドホテルのすぐそば、チャン・カイ・グゥン(T.K.N.)校は、チョロン(中華街)近くにあります。最後のビエン・ホア(B.H.)校は、ここの工業団地にある日系企業の日本語クラスが中心です。学生数は、約1700人、教員はベトナム人30名、日本人10名です。1998年4月で7周年を迎えました。コースは、午前、午後、夜間の三つに分かれており、一学期は三ヶ月(十二週間)です。クラスは、「特進コース」「急進コース」「一般コース」とあり、「特進コース」は、月曜日から土曜日まで、毎日4コマ(1コマは45分)をこなし、「急進コース」は、月曜日から土曜日まで、毎日2コマ、「一般コース」は週3回、1回2コマです。学生は1年から2年勉強し、その間、2回の大きな校内テスト(初級と中級)を受けます。中級に合格すれば、一応卒業といえるでしょう。  

教授法は、ベトナム人教師が、言葉・文型などを導入し、その後で日本人が入り、展開、発展させるという二人三脚で進められていきます。特色としては、漢字教育に力を入れ「読み」「書き」の能力の向上に努めているところでしょう。  媒介語にベトナム語か英語を使うところがほとんどの中で、本校では日本人スタッフの多さを生かして、もっぱら日本語での授業が中心であり、媒介後をほとんど使わない「直説法」で教えています。ベトナム人教員は、全て東遊の卒業生です。日本に留学していたものも3割ぐらいいます。女性がほとんどです。一方日本人教師ですが、こちらも男性3名に対し、女性が残りの7割を占めます。会社で数年働いた後、こちらにいらっしゃった方や新卒の方も多くいます。

  
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